第31回定例研修会
特別支援教育に向けて 校内支援体制の構築と運用
講師:海老原紀奈子先生
まず、発表してくださった海老原先生、貴重な取り組みと資料をありがとうございました。 平成11年から徐々に校内体制を整えられていった様子が、よくわかりました。 既存の組織を生かしながら、先生方全体の意識を子どもたち一人一人に向けて行ったことが、すばらしいと思いました。 「どこにでもある普通の学校の、とりくみです」とおっしゃっていましたが、現実にはたいへんなご苦労があったのではないかと思いました。また、守谷小学校の先生方が、海老原先生を中心として皆さんで学習を積み重ねていらっしゃることにも感動しました。
立場がラッキーだったとおっしゃっておられましたが、管理職の方や、生徒指導主事の方が学校の体制を アイデアや工夫を持ってリードしてくださると、一人一人の教員(子どもに関わる人たち全員)は、 本当に安心して教育に当たれるのではないかと思いました。 私の勤務校は、まだ体制が出来ておりません。 しかし、既存の生徒指導部会や研修会は当然ありますので、そしてまた教育相談係としての立場も私にはありますので、 出来るところから、一歩一歩長い時間をかけて(子どもたちは、待たせたくはないのですが) 学校体制を作っていく働きかけをすることは、大切だと考えました。 また、事例検討会を年4回位置づけされていることもすばらしいと思いました。 それも長年の取り組みで作っていかれたことを思うと、先生方のニーズを大切にされた成果だろうと拝察いたします。 焦らず、たゆまず私の勤務校なりの取り組みをしていこうと思いました。 「個別の配慮を必要としている児童への支援計画及び評価」 「個別の支援計画」「一覧表」など貴重な資料ですが、私なりに作ってまず私から実践してみようと思っております。 最後に、懇親会にも参加して先生にお礼を言いたかったのですが、疲れておりお先に失礼してしまいました。 たいへん残念で申し訳なかったと思います。 ありがとうございました。
松戸市立馬橋北小学校 大井夏子