定例研修会バックナンバー
私たちは、子ども支援者への定例研修会を軸に活動してきました。
これまでの定例研修会の概要です。
(講師の敬称は略させていただきました)
110 | ペアレントトレーニングと保護者・子ども支援 | 2017/11/24 |
|
柏市こども福祉課 家庭児童相談員 臨床発達心理士 学校心理士 那須田 眞姫子 | |||
幼児教育は、柏市は平成26年度にペアレントトレーニング(以下ぺアトレ)事業を開始し、精研方式のぺアトレに改良を重ねながら柏バージョンのぺアトレを創り上げ、現在も実施しています。また継続したセッションのぺアトレだけでなく、より多くの保護者の方に向けてぺアトレをもとにした講座を開催するなど、保護者支援として広がりを見せています。 |
|||
109 | 幼稚園ってどんなところ?何するところ?」 | 2017/9/15 |
|
淑徳大学 総合福祉学部教育福祉学科 講師 (元流山市幼児教育支援センター附属幼稚園園長) 田邉 留美子 | |||
幼児教育は、生涯にわたる人間形成の基礎となる時期です。幼稚園では、遊びからの学びを大切に「生きる力」を育んでいます。また、ひとりひとりに寄り添い、子ども理解に努めたインクルーシブ教育も行われています。平成30年度には新教育要領が施行され、学びに向かう力、人間性などを養う具体的な方向が示されます。文部科学省では、アクティブ・ラーニングの視点に立った深い学び、対話的な学び、主体的な学びの実現が小学校以降の基礎力になっていくとしています。 |
|||
108 | 家庭訪問を通じた不登校支援 | 2017/7/28 |
|
元千葉県東葛飾地区訪問相談担当教員 松戸市立新松戸西小学校 教諭 田中 邦彰 | |||
今、様々な支援の現場で「アウトリーチ」の手法が注目されています。柏市で行われている不登校生徒への家庭訪問による支援は、「アウトリーチ」支援の一種として、学校や相談機関で行われる支援とはまた違った役割と効果を期待されています。 |
|||
107 | 発達障害児への支援〜発想から実践へ〜 | 2017/5/19 |
|
聖峰会岡田病院 小児科 医長 岡田 剛 | |||
昨年度、第104回定例研修会では、柏駅から2分のところにある総合病院、聖峰会岡田病院の小児科医長で、「小児神経(こころの相談)医」としても予約制で診療をされている岡田先生に『発達障害における医療と教育の連携』と題してお話しいただき、また後半は参加者とともに様々な話題でディスカッションの時間もとっていただきました。 |
|||
106 | 発達性読み書き障害への気付きと支援 | 2017/3/17 |
|
筑波大学 人間系障害科学域 教授 宇野 彰 | |||
2016年9月に行われた当会研修会「LD-読み書き障害の理解と支援 〜『学習障害三代おそろい』の著者から学ぶ〜」、では、当事者のお言葉読み書き障害に周りの支援者たちが「気付く」ことの大切さを教わりました。今回は国内の発達性読み書き障害研究の第一人者でもある宇野彰先生をお招きして、子供達が自分の力を伸ばす意欲にもつながる、園や学校での気付きのポイントと支援についてお話をうかがいます。皆さんのご参加をお待ちしております。 〜参考〜 『こころの科学』(2016年5号) 通巻 187号 【特集 学習障害を支援する】より 「発達性読み書き障害とは」 宇野彰 |
|||
105 | 家庭への支援が必要な事例の理解と対応 | 2017/1/20 |
|
千葉大学学生支援課 学生相談室特任専門員(カウンセラー)大東文化大学 非常勤講師(福祉教育) 森山 直人 | |||
学校の教室や幼稚園・保育園の中で、問題行動や、他の子との関わりの苦手さがみられる子供達の中には、家庭での保護者の関わりがその背景にある場合があります。適切な支援のためには、子供の背景をきちんと見立てる視点が重要です。 |
|||
104 | 発達障害における医療と教育の連携について | 2016/11/18 |
|
聖峰会岡田病院 小児科 医長 岡田 剛 | |||
今回は、第86、87回定例研修会でお話しをいただき、多くの参加者の方にもご好評をいただいた、柏駅西口から徒歩2分のところにある総合病院、岡田病院の小児科医長であられます、岡田先生をお招きしています。「小児神経(こころの相談)医」として予約制で診療をされており、地域との関わりも熱心にしておられる先生です。 発達障害を持つ幼児・児童生徒が医療機関につながったととき、そこはその子供への支援の新しい始まりです。教育・保育の現場がお医者さんや医療機関とどう連携していくとよいか、どう日頃の支援に役立てられるか、ということについて、先生のご経験を教えていただきながら、参加された皆さんと考えていきたいと思います。 |
|||
103 | LD-読み書き障害の理解と支援 〜『学習障害三代おそろい』の著者から学ぶ〜 | 2016/9/16 |
|
『学習障害三代おそろい』 著者 松本 三枝子 / 言語聴覚士 笹本 しず江 | |||
『学習障害三代おそろい』(エスコアール)の著者の松本さんは、当時小学校5年生だったご長男を通して「LD」という障害を知ったときに、松本さんご自身とお父様が持っている同じ特性を理解する経験をされました。LD-読み書き障害は将来を考えると、小学校の中学年ころまでに気付かれ、支援を受けることが重要だとされています。幼稚園や保育園、小学校の教職員や相談機関の支援者による早期の発見が求められます。 今回は松本さんと、松本さんの理解者のお一人でもある笹本先生のお二人を講師にお迎えし、読み書きに困難を持つ子供達の特性を周囲の人が「知る」ことの大切さ、気付きへのコツと求められる支援と関わりについてお話しいただきます。会の持ち方も、読み書き障害を持つ松本さん「ならでは」の普段とは一味違う形になる予定です。ご参加をお待ちしております。 |
|||
102 | 身体運動と眼球運動への評価と ダイナビックビジョン(動的視覚)トレーニング | 2016/7/22 |
|
かわばた眼科・視覚発達支援センター 作業療法士 町田 大輔 | |||
身体や眼球運動の未熟さは「姿勢が悪い」「落ち着きがない」「手先が不器用」「探し物を見つけられない」などといった学校生活の中でも目立つ特徴として現れることがあります。発達障害を持つ子供にも多く見られる、このような「身体や眼球運動のコントロールの苦手さ」から生じる子供達の困難さをどのように理解し、支援していくとよいでしょうか。 前回、視覚認知とアセスメントについてお話しいただいた簗田先生に続き、今回は同じかわばた眼科・視覚発達支援センターで感覚統合療法をベースとしてこのような子供たちのアセスメントとトレーニングを行っておられる作業療法士の町田先生より、視覚発達支援センターで実践されている支援の様子や、教室での子供達の姿からアセスメントをする見方についてなどお話しいただきます。前回ご参加されていなくても大丈夫です。ぜひご参加ください。 |
|||
101 | 視覚認知の発達とアセスメント | 2016/5/27 |
|
かわばた眼科・視覚発達支援センター 簗田 明教 | |||
視力が良くて見えているようでも、視覚認知機能の発達の影響で、「字を覚えにくい」、「手先の作業がうまくこなせない」、「探し物をうまく見つけられない」、といった困難を持つ子供達がいます。学校や生活上での活動の基礎になる「目の使い方」という視点が、子供達の理解や支援の幅を広げてくれます。 今回は、視覚認知機能のアセスメントや支援に携わってこられた簗田先生をお招きして、視覚認知機能の発達やその検査、そして中高生を含めた子供達の視覚認知への支援についてお話しいただきます。また、次回7月の研修会も同じ視覚発達支援センターの町田先生をお招きして、ダイナミックビジョン(運動協応視知覚)トレーニングや視機能の発達に必要な感覚統合の関係などについてお話しいただく予定です。各回のみの参加も可能ですので、是非ご参加ください。 |
|||
100 | 自閉症のある子への支援を考える 〜関心を持ち・好きになり・共に在る〜 | 2016/3/25 |
|
NPO法人フリースクール ゆうび小さな学園 代表 内堀 照夫 | |||
地域ネット定例研修会もついに100回を迎えました。活動へのご協力をありがとうございます。 記念すべき第100回の定例研修会は、東京都の公立小学校に40年間のご勤務があり、その教え子への教育が注目され全国から授業参観に教師たちが訪れた、現「ゆうび小さな学園」代表内堀照夫先生にご登壇いただきます。マニュアル化された教育技術ではなく、共に在り、活動することを通して、自閉症のある子との「付き合い方」を身に着けて支援する。多くの自閉症のある子への共在活動で得たご経験を基に、教育の原点となるような子供達への支援についてお話しいただきます。特別支援教育や発達障害のある子への支援に関わる皆様に限らず、多くの皆様のご参加をお待ちしております。 |
|||
99 | カウンセラーからみた保護者支援のあり方 〜システムの活用と課題〜 | 2016/1/22 |
|
千葉県・柏市スクールカウンセラースーパーバイザー他 井 千鶴 | |||
学校でみられる、子どもが抱える問題も複雑化し、問題解決のためには保護者支援の視点が必要と思われる事例も増加しています。今回は最近の保護者がおかれた状態を正しく理解し、保護者がどのような思いで子育てをしているかについて、井先生をお招きして考えていきます。先生の中学校スクールカウンセラー、県教育委員会スクールカウンセラースーパーバイザーとしてのご経験や架空事例をもとに、学校・関係機関等が個別に対応するのでなく、システムとして対応する大切さについてお話し頂きます。幼稚園、保育所(園)や小中学校、高等学校の教諭および関係機関、相談機関等の担当者、皆様の参加をお待ちしております。 |
|||
98 | ABC(応用行動)分析を用いた子ども理解と支援 〜ライフステージに応じた一貫した支援を目指して〜 | 2015/11/27 |
|
我孫子市こども発達センター 臨床発達心理士 遠藤 美香 | |||
遠藤先生は我孫子市子ども部子ども相談課こども発達センターの常勤の心理相談員(主査長)です。市は発達センターや保健センターを中心に、教育委研究所等関係機関と連携し、支援が必要な子どもに対し発達支援を行い、子育て支援も視野に入れた発達支援体制を構築していこうとしています。 今回は巡回相談や心理相談に用いられている“ABC分析・伝達シートの活用”の紹介(演習)と、児童福祉行政の役割、ネットワークの現状についてお話して頂きます。 幼稚園、保育所(園)や小中学校、高等学校の教諭および関係機関、相談機関等の担当者、皆様の参加をお待ちしております。 |
|||
97 | 養護者による虐待の心理的な背景と人権 −差別解消法が施行されるにあたって− | 2015/9/25 |
|
NPO法人地域学校精神保健福祉ネットワーク 工藤 剛 | |||
平成28年4月「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(差別解消法)」の施行にあたり、「差別―虐待」について改めて考えてみました。現在はどの通常学級にも特別な支援の必要な児童生徒が多数在籍しています。ある統計では10%とも言われています。このことは、インクルーシブ教育に向けて、特別支援学級担任だけでなくすべての教職員は障害児者に関わるという姿勢が必要となります。今回は、差別と虐待するこころについてまとめてみました。差別解消法の資料なども配布できると思います。 幼稚園、保育所(園)や小中学校、高等学校の教諭および関係機関、相談機関等の担当者、皆様の参加をお待ちしております。 |
|||
96 | ポジティブ学級に変える! 解決志向アプローチ | 2015/7/24 |
|
柏市立増尾西小学校 岩田 将英 | |||
「解決志向アプローチを知っていますか? 解決志向アプローチとは,カウンセリング心理学の一つの考え方です。 その解決志向面接の考え方を心理面接だけでなく,教育・福祉・産業などの分野に応用したものを含めて,解決志向アプローチと言います。 問題の原因となっている事柄を探したり,その事柄を無くしたりするのではなく,問題が解決した後の状態を,保護者や子どもの中にある資源を基にデザインして,作りあげていく方法です。 岩田将英先生著 「ポジティブ学級に変える 解決志向アプローチ入門」 明治図書出版 |
|||
95 | 教師力向上に活かすカウンセリング | 2015/5/22 |
|
文教大学 会沢 信彦 | |||
教員免許更新制など、教師の資質能力の向上がかまびすしく叫ばれています。一方、都市部を中心に若手教員が増加し、世代交代も学校の大きな課題となっています。 学校心理士スーパーバイザー、臨床心理士などの心理系資格を有し、大学で「学校カウンセリング」などの教職科目を担当する立場から、「教師に求められる力」とは何かについて考えてきました。その結果分かったのは、「援助職(カウンセラー、相談員など)に求められる力と、教師に求められる力は異なる」という当たり前の事実です。 今回の講義では、現時点での講師が考える「教師の力」についてお話しするとともに、そこにカウンセリングを中心とする援助の諸理論・技法をどのように活かすことができるか、ご一緒に考えたいと思います。 |
|||
94 | 認知行動療法による子どもと保護者への支援 〜認知行動療法を知りたい人のための“はじめの一歩”〜 | 2015/3/20 |
|
千葉大学医学研究院 子どものこころの発達研究センター 特任研究員 臨床心理士 南谷則子 | |||
認知行動療法は大人のうつ病の治療として耳にされた方も多いと思いますが、近年、児童の領域でも自閉症スペクトラム障害の子どもに多く見られる強迫性障害の治療や社交不安障害を始めとする不安障害の治療法として有効であることは研究で明らかにされています。また、ソーシャルスキルトレーニング(SST)やペアレントトレーニングは認知行動療法のひとつの技法であり、他にもさまざまな場面で活用されています。 講師の南谷則子先生は大学病院や大学付設の認知行動療法室で、治療としての個人療法のセラピストを長く経験し、現在は、不登校生徒の親御さんたちを対象とする、ストレスマネジメントにも取り組んでおられます。 今回は「認知行動療法とはどんなもの?」をやさしく解説して頂き、ワークを取り入れながら体得する研修を予定しています。 幼稚園、保育所(園)や小中学校、高等学校の教諭および関係機関、相談機関等の担当者、皆様の参加をお待ちしております。 |
|||
93 | 幼児期から学齢期までの発達障害のある子どもへの支援〜子どもの特性から過ごしやすく学びやすい環境を考える〜 | 2015/1/23 |
|
千葉県発達障害者支援センターCAS(キャス)副センター長 臨床心理士 田熊 立 | |||
講師の田熊立先生が勤務されているキャスは発達障害支援の中心的機関として関係機関との連携をもとに、個別の相談や関係機関へのコンサルテーション(幼保、小中高等学校の巡回相談)、普及啓発研修等の事業を行っています。先生はキャス設立当初から心理職担当として、東葛地区でも大活躍して来られました。 今回は「事例」を紹介しながら,「特性を理解した支援」、特に「環境の整え方」について“演習形式”で研修を行う予定です。 幼稚園、保育所(園)や小中学校、高等学校の教諭および関係機関、相談機関等の担当者、皆様の参加をお待ちしております。 先生の本「気になる子どもの保育ガイドブック−はじめて発達障害のある子どもを担当する保育者のために」(共著、福村出版) |
|||
92 | 障害があっても無くても求められるキャリア教育〜 幼児期から成人期までのライフステージに応じた生涯発達支援 〜 | 2014/11/28 |
|
東京学芸大学 教育実践研究支援センター 菅野 敦 | |||
菅野敦先生は長年、ダウン症を対象に発達課題を解明され、「生涯発達支援」の視点での具体的な支援方法や教育課程の研究をめざしてこられました。 今回は、「特別支援教育に今、求められていること」として、幼児期から成人期に至る各ライフステージに応じた支援についてキャリア教育の観点からお話をして頂きます。 幼稚園、保育所(園)、小中学校、高等学校の教育や相談関係者、他、皆様の参加をお待ちしております。 |
|||
91 | 運動と感覚の発達への理解と支援〜目に見えにくい困難さと苦手意識を抱える子どもたち〜 | 2014/9/26 |
|
流山市幼児教育支援センター 臨床心理士 冠木久仁子 | |||
教育相談では、周囲の人や物等の環境との相互作用や子どもの持つ多様さ等複合的な視点・他機関との連携によるアプローチが求められています。 講師の冠木先生は児童精神科をスタートに児童相談所、母子保健、保育所幼稚園から高等学校までのスクールカウンセラーの仕事に長く携わる中で「ハサミの使い方に混乱が見られる」「整理整頓が困難」「枠の中に文字が収まらない」「教室の中で固まり動かない」「人や物にぶつかっても気づかない」「自分で考えて動くことが難しい」「ちょっとしたきっかけで登校しぶりが始まる」等の相談の背景に目に見えにくい運動や感覚の問題と苦手意識が大きく影響していると思われるケースに出会われたそうです。 今回は協調運動の発達や感覚系の役割、自閉系の子どもたちに多く見られる感覚運動機能(感覚統合)の問題の理解と具体的支援、専門機関との連携についてお話して頂きます。 是非、研修会に参加されて今後の教育や保育、相談にお役立て下さい。 |
|||
90 | こどもがどんどん変わる応用行動分析 〜行動の学習法則と支援のノウハウ part2〜 | 2014/7/25 |
|
川村学園女子大学非常勤講師 京坂和憲 | |||
講師の京坂和憲先生(前:千葉県立特別支援学校流山高等学園校長)は、長い間 特別支援学校に勤務され、小学部1年生から高等部の生徒までの発達の凸凹や教 科面・生活面で著しい困難を示す児童生徒の教育に取り組まれてきました。5月の学習会part1では、人の行動は環境とのやりとりの中で起きている、子どもが愛されていること知る関係が始まりである等、子ども理解のための基盤となることを、応用行動分析の枠組みから整理し、発達段階を考えたほめ方など具体的な対応方法を伺いました。 |
|||
89 | こどもがどんどん変わる学習法則と支援のノウハウ 〜応用行動分析と発達的視点から part1〜 | 2014/5/23 |
|
川村学園女子大学非常勤講師 京坂和憲 | |||
講師の京坂和憲先生(前:千葉県立特別支援学校流山高等学園校長)は、長い間特別支援学校に勤務され、小学部1年生から高等部の生徒までの発達の凸凹や教科面・生活面で著しい困難を示す児童生徒の教育に取り組まれてきました。新しいことができるようになる、望ましい行動を行う、不適切な行動が減る、できるようになったことをやり続ける。子どもたちは環境との関わりのなかで様々なことを学んでいきます。応用行動分析の考え方には、子どもの学びを支えるための指導のポイントがたくさんあります。また、子どもの状態を発達的に理解することは、一人ひとりに応じた柔軟な活動、動きやすい環境、具体的な目標を設定するうえで非常に重要です。 今年度、これらの視点から2回(part2:9月26日)に分けて講義をしていただくこととなりました。明日からの実践に役立つヒントをたくさん発見できることと思います。 ぜひ、ご参加ください。 |
|||
88 | ことばの発達過程における吃音 〜コミュニケーションスタイルに応じた支援〜 | 2014/3/14 |
|
言語聴覚士 鈴木三樹子 | |||
講師の鈴木三樹子先生は言語聴覚士として、就学前のお子さんへの療育指導、保護者や幼稚園・保育園等への相談活動、また成人の失語症等のコミュニケーション支援に取り組まれています。 ことばは、コミュニケーション・思考・自己調整に関わる大切な役割をもっています。今回は、ことばの発達過程と吃音の理解と対応についてお話をして頂きます。 音を中心に、時代の流れの中での対応の変化と、当事者会の活動の紹介も含めた広い視点に触れることで、コミュニケーション支援を豊かにするためのヒントも、沢山発見できることと思います。 ぜひ、ご参加ください。 |
|||
87 | 「こころの相談医」のお仕事 その2 〜みたてと関わりのポイント〜 | 2014/1/24 |
|
聖峰会岡田病院 小児科 医長 岡田 剛 | |||
今回は、前回第86回研修会に続き、JR常磐線・東武野田線の柏駅西口から徒歩2分という非常に便利なところにある総合病院、岡田病院の岡田剛先生を再びお招きしています。岡田病院の小児科で「小児神経(こころの相談)」として診療をされており、かつ柏市や我孫子市で就学相談委員会の委員や発達相談をされるなど、地域との関わりも熱心にしておられる先生です。 今回は、前回のお話し頂いた内容の続きとして、みたての後の支援についてお話頂くとともに、後半は会場の先生方からの質問も受けていただくこととなりました。前回ご参加された先生方も、聞き逃して残念に思われた先生もどうぞご参加ください。 |
|||
86 | 「こころの相談医」のお仕事 〜小児神経科とその近接領域、地域との連携とは〜 | 2013/11/22 |
|
聖峰会岡田病院 小児科 医長 岡田 剛 | |||
今回は、JR常磐線・東武野田線の柏駅西口から徒歩2分という非常に便利なところにある総合病院、岡田病院の岡田先生をお招きしています。岡田病院の中で「小児神経(こころの相談)」として予約制で診療をされており、かつ柏市や我孫子市で就学相談委員会の委員や発達相談をされるなど、地域との関わりも熱心にしておられる先生です。 今回は、先生が特にご専門とされる小児神経を中心に、「こころの相談」を受けてくださるお医者さんにどのようなケースをご紹介できるのか、その後の連携はどのようにするとやりやすのか、などについてお話をうかがいます。 |
|||
85 | SSTの活用 〜個人と集団の力をのばすSSTの提案〜 | 2013/9/13 |
|
星槎教育研究所研究員 東京学芸大学特任講師 前嶋 深雪 | |||
SST(ソーシャルスキルトレーニング)は様々な教育現場・臨床現場で注目され、活用されています。今回は星槎教育研究所でSSTの教材開発・研究を担当され、平成21年4月にU-SSTワーク(ユニバーサルデザインド-ソーシャルスキルトレーニングワーク:日本標準)を刊行された後、各地でSST研修講師(小学校ほか)をされている前嶋先生より、「SSTとは?」という基本から、個人と集団(グループ・学級)で活用する利点と手法についてまで、実演をまじえながら、ご紹介いただきます。ご参加、お待ちしております。 |
|||
84 | 発達障害の思春期 | 2013/7/26 |
|
秩父中央病院 国立成育医療研究センター 工藤 剛 | |||
7月の講師が都合つきませんでしたので、法人代表の工藤が発達障害について最近のトピックを含めた話をさせていただきます。 自閉性スペクトラム障害とADHDの思春期を中心に、非障害自閉症スペクトラム(autism spectrum without disorder)、アスペルガー障害の語用論的特徴、統合失調質人格障害とアスペルガーとの異同、DSM-VのADHD概念などについても話したいと思います。 |
|||
83 | 若者支援と教育のリンク 〜就労・自立へとつながる教育のチカラ〜 | 2013/5/24 |
|
あだち若者サポートステーション 臨床心理士 東京都教育相談センター 教育相談員 多田史康 | |||
日頃学校で見ている子どもたちも、いずれは社会に出て働いたり、自立したりしていきます。しかし今では、ニートやひきこもりといった、なかなか自立へ踏み出せない若者や、非正規雇用、ワーキングプアなどの立場で将来への不安を抱える若者が支援を必要としています。 今回は、教育相談と若年者就労支援という2つの現場で困難を抱える子どもと若者の育ちを支援している、当NPOの事務局長でもある氏より、子どもたちの将来のために教育現場に求められる役割についてお話いただきます。キャリア教育、発達障害を持つ人の就労支援、ニート、ひきこもり、高校中退者の行き先などに関心のある方は特に、ご参加をお待ちしています。 |
|||
82 | さくらんぼ教室から見た子ども達と保護者のニーズ 〜民間の学習塾として応えて来たニーズ内容と今後の課題、学校関係機関との連携について〜 | 2013/3/8 |
|
さくらんぼ教室代表 伊庭葉子 | |||
市川の方で活躍されている「さくらんぼ教室」のお名前は耳にされておられる方も多いと思います。教室は千葉市、東京等に5教室あり、柏市教室は昨年秋に開設されたばかりです。 この度、代表の伊庭先生に講師をお願いし、実際、どのような児童を対象に、どのような学習指導をされておられるのか等について、お話をして頂けることになりました。 生徒の対応は幼児から小中高に加え、社会人までと幅広くソーシャルトレーニングやライフ・スキルを身につけるクラスもあるようです。 特別支援教育や福祉的な支援は各年齢に応じて対応する事が求められる時代を向かえ、学校精神保健福祉ネットワークも地域のニーズに応じて関係者間が具体的にコミュニケーションをとることが望まれます。幼児や小中高生や社会人、保護者に関わる皆様の参加をお待ちしております。 |
|||
81 | いじめ問題とどう向き合うか 〜子どもたちを守るために私たちにできること・子どもたちがいじめを乗り越えるために必要なこと〜 |
2013/1/25 |
|
亀田秀子(聖徳大学 講師(非)・家庭裁判所 参与員) | |||
学校におけるいじめ問題は1980年代に入って、深刻な社会問題として位置づけられました。多くの研究者や教育関係者が本格的な取り組みをしているにも関わらず、いじめの認知件数は依然として相当数に上っています。子どもたちを守るために、教育現場で私たちにできることはどんなことでしょう。私の小学校教員としての経験、そして、中学校相談室勤務、教育センターでのスクールソーシャルワーカーの実践を通して「いじめ問題」を検討します。また、大学院での「いじめ問題」の研究から、「いじめの長期的影響」や「子どもたちがいじめを乗り越えるために必要なこと」についてご報告し、最後に、いじめ防止の取り組みをご紹介いたします。 |
|||
80 | 思春期のメンタル問題に私たちはなにができるのか? | 2012/11/30 |
|
肥田裕久(医療法人 宙麦会 ひだクリニック 院長) | |||
思春期はメンタル問題が顕在化する時期にもあたります。この時期の関わりが大きくその後を左右します。しかし、その一方でなかなか対応ができていないのも事実です。今回は統合失調症、アスペルガー症候群を例にとりながら、脳科学等の視点から、またSSTの観点から私たちになにができるのかを考えていきたいと思います。 |
|||
79 | 障害者虐待防止法について | 2012/10/26 | |
永桶静佳(柏市地域生活支援センター「あいネット」所長) | |||
平成24年10月1日より「障害者虐待防止法」が施行されまし た。ようやく、児童、高齢者、障害者に対する虐待防止法が出そろ いました。教育や福祉、医療など場に関わるひとり一人が抱える問題にも通じることと思います。「障害者虐待防止法」についてお話を伺うとともに、自分たちの支 援について考える機会になればと思います。また、福祉総合相談窓口である「柏市地域生活支援センターあい ネット」についても、ご紹介していきだきます。地域のネットワー クの広がりとなればと思います。 |
|||
78 | ことばの発達と子ども理解の視点 | 2012/7/27 | |
鈴木三樹子(言語聴覚士) | |||
ことばは、コミュニケーション、思考、自己調整に関わる大切な役割をもっています。今回は、ことばの発達や支援の在り方についてお話を伺い、子ども理解の視点を深めていきたいと思います。 鈴木三樹子先生は言語聴覚士として、就学前のお子さんへの療育を中心に、保護者や幼稚園・保育園等への相談支援活動にも取り組まれています。豊かな経験を交えながら、構音や構文の発達、吃音や場面緘黙への理解、摂食指導の具体例などを、幅広くお話していただきます。 子ども達とのやりとりを豊かにするためのヒントもたくさん発見できることと思います。是非、ご参加下さい。 |
|||
75 | 参加者の満足度を高める体験型研修のコツ | 2012/1/20 | |
会沢信彦(文教大学) | |||
心理、教育、福祉、精神保健などの分野で専門家と呼ばれる方は、直接的な子どもや保護者への支援やコンサルテーション以外にも、さまざまな研修や講演の講師を依頼されることも少なくありません。しかし、「相談ならまだしも講演は苦手」と感じておられる方が少なくないように思います。参加者に「来て良かった!」と感じてもらえるポイントは、ちょっとした体験活動を取り入れることです。 |
|||
74 | 子供虐待―連鎖を超えて | 2011/11/11 | |
光元和憲(ちば心理教育研究所) | |||
虐待はなぜ発生するのか? またなぜ世代を超えて連鎖するのか? 虐待の発生と連鎖を突き動かすものについて、長年の臨床経験をもとに話をしていただきます。 |
|||
73 | 教師のストレス・マネジメント | 2011/9/16 | |
清水安夫(桜美林大学) | |||
職場のメンタルヘルスは今日の社会的課題であります。その中で職場におけるストレス管理は特に重要であると考えます。今回は教育現場のストレス状況とその対策を中心に、豊富な事例とともに学びたいと思います。 |
|||
72 | 教室ですぐに活かせるアドラー心理学 | 2011/7/15 | |
福田育子(こそだて心理研究所) | |||
あなたの価値感からかけ離れた服装・言動の若者を見たときに・・・。 彼らに「不良」のレッテルを貼る前にお願いがあります。 "あなたが何らかの理由で彼あるいは彼女だったとしたら・・・"と考えて見て下さいませんか。 学校では友達がいる、成績が良い、あるいは部活で活躍するなど、どれかの要素が無いと居心地が良くありません。思春期に入る年齢では家庭の外での居場所が必要になります。彼らの服装・言動は居場所を求めていることから来ているかもしれません。眉をひそめる代わりに笑顔で一言声をかけて頂けませんか。返事がなくてもいいのです。 「批判していませんよ。」というメッセージが伝わります。批判されていないと安心すると何かのきっかけで若者は心を開くかもしれません。建設的に行動するようになるかもしれません。青少年・若者の力になってもらえませんか。私たちに出来る援助の中で一番効果があるのは「批判しないで 見守ること。温かい声をかけること」です。 |
|||
71 | 発達性読み書き障害(ディスレクシア)とSTRAW検査告(地震のため中止) | 2011/3/11 | |
宇野彰(筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授 LD・ディスレクシアセンター理事長 医学博士) | |||
日本の多くの学校では、漢字の読み書きに困難さを抱えている児童生徒は「努力が足りない」等と誤解され、適切な支援が行われないまま、卒業していると言われています。 その背景のひとつに日本の子ども達の読み書きの発達について標準的な検査が存在していないことがあげられます。 宇野先生はひらがな、カタカナ、漢字の読み書きの発達年齢の応じたスクリーニング検査(STRAWストロー)の研究開発に携われています。既に医療機関等で使われており、検査結果を目にされた方もおられるかと思います。 今回は、現在、発行されているSTRAW検査や改訂予定版の紹介をして頂けます。 読み書き障害の程度を客観的に評価することが、その後の支援に結びつきます。小学生はもとより中学生や高校生の支援の参考にもなりますので、是非、ご参加下さい。 |
|||
70 | 3部制高校からの現場報告 | 2011/1/14 | |
谷古宇 泰照(千葉県立松戸南高等学校教育相談部長) | |||
皆様もご存知のように、中学で不登校を経験した子ども達が多く松戸南高校に入学し、多数の生徒が通学を果たしています。3部制や個人のニーズに応じた取り組みが登校を応援していると思われますが、学校現場のお話を聞く機会は少なかったのではないでしょうか。今回は、開校当時から中心的に教育相談を担当されてこられた先生にお話を伺う機会を得、ご質問にもお答えして頂く予定です。関心のある方にも声をかけて頂き、是非ご参加下さい。 |
|||
68 | 個人・家族と会うときの上手な面接のしかた | 2010/9/10 | |
中村はるみ(オフィス・ド・ポーム 臨床心理士) |
|||
法人のワークショップでおなじみの個人精神療法・家族療法の専門家です。今回は、個人面接、家族面接に共通する面接の基本を学びます。ケースの見立てなど、実際の演習を通して専門家の面接の仕方を教えていただきます。また、困っているケースなどの見立て方のアドバイスもいただける予定です。 |
|||
67 | タイプ別登校刺激の与え方 | 2010//7/9 | |
小澤美代子(元千葉大学大学院 教授 現「さくら教育研究所」主宰) | |||
前回(平成21年11月)好評でした、登校刺激の与え方の第2弾! 不登校の状態にある児童生徒に対して、どのような手をさしのべることが登校の再開につながるのでしょうか。この問題では、様々な人が、それぞれの立場や善意で、関わりを持つために却って情報が集約されにくく、効果的な取り組みにつながらないことも多くあるようです。いったい、どのようなタイミングで、どのような刺激を与えることが、登校の再開にとって、より効果的なのでしょうか。今回は見立ての大切さを中心にお話をしていただきます。 |
|||
65 | ソーシャルスキル教育のすすめ方 ―小学校を中心に― | 2010/3/19 | |
藤枝静暁(川口短期大学) | |||
集団の中で役割がとれない子どもたち、人間関係をとる力の弱い子どもたちが抱える問題は、不適切な人間関係を生み出すことになり、さまざまな問題行動につながっていきます。子供たちが、適切な人間関係の中でよりよく生活できるかどうかは、その子の将来にわたって、とても大切な要素です。 ソーシャルスキルとは、人づきあいの技術であり、社会の中で他人との交わり、共に生活していくために必要な能力です。 今回の研修は、藤枝先生をお招きして、小学校におけるソーシャルスキル教育を中心に学びたいと思います。 |
|||
64 | 視知覚スキル不調への理解と支援 | 2010/1/15 | |
簗田明教(かわばた眼科視覚発達センター 検査主任) | |||
「読み書きが苦手」「図形をうまく理解出来ない」を訴える児童の中には視知覚認知の発達や視知覚スキルの不調を抱えている可能性があります。「かわばた眼科」で視覚認知発達検査を担当されている簗田先生に学校や関係機関でも行える簡単な確認法、トレーニング法等についてお話をして頂きます。 |
|||
63 | 登校刺激の与え方 | 2009/11/20 | |
小澤美代子(千葉大学大学院教授) | |||
不登校の状態にある児童生徒に対して、どのような手をさしのべることが登校の再開につながるのでしょうか。この問題では、様々な人が、それぞれの立場や善意で、関わりを持つために却って情報が集約されにくく、効果的な取り組みにつながらないことも多くあるようです。いったい、どのようなタイミングで、どのような刺激を与えることが、登校の再開にとって、より効果的なのでしょうか。 今回は、先生の豊富な実践と研究経験にもとづいた実際的なお話をうかがえる機会をもつことができました。多くの方の参加をお待ちしています。 |
|||
62 | 発達障害のペアレントトレーニング | 2009/9/11 | |
藤井和子(まめの木クリニック) | |||
ペアレントトレーニングとは、親が子にどう対応するかを学ぶことにより、親が子どもへの理解不足からくるストレスが減り、子どもとの関係が改善し、ひいては子どもの成長を促進できるという方法です。藤井先生は、児童相談所、国立精神・神経センター精神保健研究所で長年子どものこころの問題について臨床と研究に携わってこられ、現在はまめの木クリニックでカウンセラーとして活躍されていらっしゃいます。今回は、藤井先生の実践されているペアレントトレーニングの実際について、子どもへの対応の難しさを感じておられる教育現場の先生方や、子どもと親の支援に関わっておられるかたがたにも大変役に立つお話を聞かせていただく予定です。 | |||
61 | 発達障害者への就労支援の実際 | 2009/7/17 | |
進藤義夫 (NPO法人障害者支援情報センターHASIC 東京都世田谷) | |||
このNPO法人は「・・・障害者に対して、就労援助や作業の仲介、情報提供に関する事業等を行い、障害者と支援機関、または各機関同士のつなぎ手となり、精神保健福祉ならびに障害者福祉に寄与することを目指し」て設立されました。最近は、発達障害者への関わりも多く、その実践報告をしていただきます。 |
|||
60 | 東葛飾地域の特別支援教育 〜各市・各校の特色ある取り組みから〜 |
2009/5/15 | |
加藤悦子(千葉県東葛飾教育事務所指導主事 ) | |||
「特別支援教育」という大きな変革が始まり、三年目を迎えました。各市・各学校では、それぞれの取り組みが進められてきています。発達障害の支援については、「気づき」の段階から「個に応じた具体的な支援」の段階に進み、「特別な支援を必要とするこどもを含めた学級経営」「生徒指導との関連」などの視点も取り入れられてきています。 県、各市の支援システム、特色ある各学校の校内体制作り、学校と他機関との連携、事例などをご紹介して頂きます。 |
|||
59 | 視覚認知の発達と視覚認知検査 | 2009/3/13 | |
簗田明教(かわばた眼科・視覚発達支援センター) | |||
「字を覚えにくい」、「手先の作業が上手くこなせない」、「探し物をうまく見つけられない」これらの原因が視覚認知の発達にある場合があります。特別支援教育が対象にしている子ども達に、この視覚認知の問題を併せ持ち学習でも日常生活でも人知れず苦労している事例が多いと言われています。 「かわばた眼科」で視覚認知の発達の検査を担当されている簗田先生に検査内容と事例についてお話しして頂きます。 講師の簗田先生からのお知らせです。
|
|||
58 | 社会の変化からみたこころの病 | 2009/1/16 | |
阿部 恵一郎(創価大学教育学部教授・精神科医) | |||
ネットによる情報化が社会を変えています。格差社会が人間関係を侵し始めています。それに伴う犯罪の形や病気の形が変わってきています。その変化の軌跡を追ってみたいと思います。 | |||
57 | 特別支援教育の現状と今後 | 2008/11/21 | |
加藤哲(県立流山高等学園校長) | |||
昨年までの3年間、千葉県教育庁教育振興部特別支援教育課課長として特別支援教育に関わって来られた先生です。千葉県や東葛飾地区の特別支援教育の現状と課題をお話しして頂きます。また高校の特別支援教育についても現状と今後の展望等について触れて頂く予定です。 | |||
56 | 不登校生と学級・学級集団との関わり | 2008/9/19 | |
内堀照夫(ゆうび小さな学園) | |||
ゆうび小さな学園の不登校生への考え方を豊富な経験を基に、不登校生へのアプローチをフリースクールの立場から語ってもらいます。 | |||
55 | ネットといじめ・非行 | 2008/7/18 | |
宮武孝之(少年補導センター) | |||
最近、インターネットの掲示板や学校の裏サイト、ブログ、チャットなどでいじめや非行・犯罪との関わりが非常に多くなってきております。今回はネットといじめ・非行等との関連について、事例を提示しながら具体的な現況や予防策について報告していただきます。 | |||
54 | 児童相談所の現況と課題 | 2008/5/16 | |
田辺由紀子(千葉県柏児童相談所 診断指導課長) | |||
平成20年度厚生労働省の重点評価課題の1つとして、「要保護児童対策の推進」が挙がっており、更なる児童相談所の役割が期待されているところです。 今回は、虐待・非行・発達障害等についての児童相談所の基本的役割と現況を報告していただきます。 |
|||
53 | 自閉症の障害特性に応じた教育的支援〜特別支援学校の実践〜 | 2008/3/21 | |
福島拓(柏特別支援学校) | |||
柏特別支援学校が平成17年度から3年間、千葉県総合教育センター特別支援教育部の研究協力校として取り組んできた自閉症に対する指導内容、指導方法、個別指導計画の運用について報告します。 | |||
52 | 教師のメンタルヘルス | 2008/1/18 | |
保坂亨(千葉大学教授) | |||
月刊 生徒指導(学事出版)に連載中の「学校に行かない子供たち」の中から、実証的な調査結果を踏まえた指導のあり方、またその指導教師のセルフケアについて講演をしていただきます。質問の時間もありますので、奮ってご参加下さい。 | |||
51 | 少年事件の加害者と被害者の支援について |
2007/11/16 | |
山田由紀子(弁護士・NPO法人加害者被害者対話の会理事長) | |||
現在の少年事件についての現況と「修復的司法」における加害者被害者対話の日本の現状と今後の実戦についてお話をしていただきます。 | |||
50 | 学校におけるブリーフセラピー |
2007/9/21 | |
鈴木義也(東洋学園大学) | |||
ブリーフセラピーの演習。特に、効果的な解決志向の視点が教育環境においてどのように役に立ちうるかを 演習を中心に、皆さんと学び合いたいと思っています。 | |||
49 | いじめ問題の理解と指導 | 2007/7/6 | |
岡本 淳子(立正大学心理学部教授) | |||
平成18年に子どもの自殺が続いて、いじめ問題への注意が昨今改めて取り上げられています。加害者への厳罰が叫ばれていますが、いじめ問題への本質的な解決はどこにあるのでしょうか。「いじめ」を通して、子どもたちは何をしているのでしょうか。子どもたちの展開する「いじめ」の構造への視点ももちながら、理解を深め、子どもたちの真の成長を願う大人たちの対応について考えてみたいと思います。 | |||
47 | 子どもの特性に応じた支援をさぐるLDの理解と対応 | 2007/3/16 | |
霜田浩信(文教大学教育学部 特殊教育研究室講師) | |||
LDの子どもたちの世界とそれに応じた適切な対応、 そしてそれぞれの子どもの特性に応じた具体的な援助の在り方。 | |||
46 | 怒りをコントロールできない子どもの理解と援助 | 2007/1/13 | |
大河原美以(東京学芸大学 教育心理学講座助教授) | |||
怒りをコントロールできない子」を理解するための枠組みを紹介、具体的な援助の在り方。 | |||
45 | 子どもと親への理解と対応--具体的な事例を通して考える | 2006/11/17 | |
中村はるみ(オフィス・ド・ポーム室長・臨床心理士) | |||
家族をどう捉え、どう関わってゆくか。 | |||
44 | 精神保健とコミュニケーション 〜体験から学ぶこと〜 | 2006/9/15 | |
徳山郁夫(千葉大学 環境健康フィールド科学センター教授) | |||
「からだ」の意味を考え、「遊び」や「アドベンチャー」について考える。 | |||
43 | 非行少年の特徴とその対応 | 2006/7/7 | |
吉武光世(東洋女子短期大学教授) | |||
少年非行の種類によるそれぞれの対応方法。 | |||
42 | 広汎性発達障害の理解と対応 スクールカウンセラーから見た教育と医療の接点 | 2006/5/19 | |
冠木久仁子(臨床心理士・スクールカウンセラー) | |||
教育と医療のはざまにいる方達への支援について。 | |||
41 | 生と死の教育 〜人の弱さの意味するもの〜 | 2006/3/17 | |
水野治太郎(麗澤大学外国語学部教授) | |||
私たちが子どもたちに伝えたいこと、考えなければならないこと、私たちができることについて | |||
40 | ADHDの現在 | 2006/1/13 | |
高山恵子(NPO法人えじそんくらぶ代表) | |||
ADHDついての知識、適切な対応、治療やトレーニングの現状、保護者支援の在り方など。 | |||
39 | 摂食障害の現在 | 2005/11/18 | |
佐々木一(医療法人爽風会佐々木病院院長) | |||
摂食障害についての知識、対応、治療の現状など。 | |||
38 | ブリーフセラピーを活かした援助的コミュニケーション | 2005/9/16 | |
会沢信彦(文教大学助教授) | |||
ブリーフセラピーのアプローチを、いくつかのワークを交えて紹介。 | |||
37 | 薬物乱用の防止 | 2005/7/1 | |
遊馬千秋(千葉県警察本部少年センター) | |||
薬物についての知識、予防、対策など。 | |||
36 | 心も身体も丈夫な子になあれ(この回だけ、7時〜8時半) | 2005/5/20 | |
佐野裕子(社会体育公認指導員) | |||
親子の関わり、子育てについて学ぶワークショップ。 | |||
35 | リストカットの世界 | 2005/3/18 | |
工藤剛(本ネットワーク代表) | |||
リストカットの背景、特徴及び予防対策を事例を通じて概説。 | |||
34 | 発達に遅れのある子どもやその親への支援 | 2005/1/14 | |
青山春美(NPO法人コスモスの花 理事長) | |||
障害を持った子供や親を支える中で見えてきたこと。 | |||
33 | 学校の保護者への支援 | 2004/1/19 | |
小澤美代子(千葉県子どもと親のサポートセンター次長) | |||
体験から語る非行の生徒への教育的支援の可能性。 |
|||
32 | 保健室で非行の子と向き合う | 2004/9/17 | |
富山芙美子(葛飾区立東水元小学校嘱託養護教諭) | |||
体験から語る非行の生徒への教育的支援の可能性。 | |||
31 | 特別支援教育に向けての校内支援体制の構築と運用 | 2004/7/ 2 | |
海老原紀奈子(守谷市立守谷小学校教諭) | |||
実際の取り組みについて。その必要性と可能性。 | |||
30 | フリースクールから見える不登校 | 2004/5/21 | |
内堀照夫(ゆうび小さな学園代表) | |||
現状と事例検討。 | |||
29 | 発達障害とその支援〜地域支援機関での取り組み | 2004/3/19 | |
小渕隆司(鎌ヶ谷市児童家庭課 心理発達相談員) | |||
発達障害をどう支援しているか。どんな連携が可能か。 | |||
28 | 地域精神保健福祉ネットワークづくり | 2004/1/16 | |
進藤義男(NPO障害者支援情報センター理事長) | |||
世田谷の精神障害者へのネットワークによる支援組織について。いかにして地域ネットワークは立ち上がるか。 | |||
27 | 家族システムへの介入 | 2003/11/21 | |
中村はるみ(心の相談室「オフィス ド ポーム」所長・臨床心理士) | |||
家族システム論の理論と事例検討・ロールプレイ。 | |||
26 | 不登校 | 2003/9/19 | |
庄司一子((筑波大学人間学類 教育学系教授) | |||
不登校の現状と支援方法。 | |||
25 | 教育相談ネットワーク | 2003/7/18 |
|
斉藤憲司(東京工業大学保健管理センター助教授) | |||
大学学生相談所は何をしているか。どのようにシステムを立ち上げたか。 | |||
24 | 被虐待体験と非行 | 2003/5/16 | |
阿部恵一郎(千葉刑務所保健課長・国立精神神経センター客員研究員) | |||
非行少年と虐待体験との相関関係。 | |||
23 | 子育て支援の現状と問題点 | 2003/2/21 | |
芳野紀子(コミュニティ心理研究所所長) | |||
乳幼児への支援と若い親たちへの支援。 | |||
22 | ストレス・マネジメント | 2002/12/13 | |
伊藤研一(文教大学教授) | |||
リラクゼーションとフォーカシング。理論と演習。 | |||
21 | 相談機関ネットワークの活用と可能性 | 2002/10/18 | |
小澤美代子(千葉県子どもと親のサポートセンター次長) | |||
相談機関から見たネットワークの必要性と可能性。 | |||
20 | 少年センターの活動 | 2002/7/25 | |
遊間千秋(県警察本部 少年センター 相談専門員) | |||
少年センターは何をしているか。どんな連携が可能か。 | |||
19 | 思春期の子どもとのつきあい方 | 2002/6/14 | |
坂本洲子(21世紀母親研究所所長・アドラー心理学心理療法士) | |||
アドラー心理学の理論を使った子どもたちの心の特徴。 | |||
18 | 子どもの心の病気 ( 非行・LD・ADHDなど) | 2002/4/30 | |
工藤剛 (本ネットワーク代表・児童相談所嘱託) | |||
子どもの病気や障害の見分け方やその支援。 | |||
17 | 養護教諭は見た、学校の中の気になる子ども | 2002/2/9 | |
石神敏枝・江島和歌子(中学校養護教諭)・横尾幸子(定時制高校養護教諭) | |||
養護教諭から見た今の子どもたちとその支援の日々。 | |||
16 | 児童思春期のうつ病について | 2001/12/7 | |
品川秀夫(品川クリニック院長) | |||
うつ病の特徴とその支援法。 | |||
15 | すぐに役立つ社会福祉制度 | 2001/10/12 | |
佐藤恵美 (社会保健福祉士) | |||
社会福祉制度のいろいろとその活用法。 | |||
14 | 異文化心理学 | 2001/7/27 | |
水野修次郎(道徳科学教育センター教授) | |||
異文化の子どもたちへの支援。 | |||
13 | 児童相談所−虐待とその対応 | 2001/6/22 | |
鈴木正則(児童相談所) | |||
虐待の考え方と提言。どんな連携が可能か。 | |||
12 | 中学校の現場から | 2001/4/7 | |
發田博介(中学校教諭) | |||
中学校の多忙でエキサイティングな日々。 | |||
12 | サポート校の現場から | 2001/4/7 | |
小木晴代(サポート校 カウンセラー) | |||
サポート校は何をしているか。どんな連携が可能か。 | |||
11 | 千葉県児童こころの対策とネットワークの可能性 | 2001/2/22 | |
安藤由記男(市川保健所所長) | |||
心身共に健康な青少年育成のために(この日、NPO認可記念パーティーもおこないました)。 | |||
10 | フリースクールの子どもたち | 2000/12/14 | |
内堀照夫(「ゆうび小さな学園」代表) | |||
フリースクールは何をしているか。どんな連携が可能か。 | |||
9 | 非行臨床から見たいまの子どもたち | 2000/10/13 | |
佐々木光郎(家庭裁判所調査官) | |||
家庭裁判所は何をしているか。最近の非行傾向と教育機関への提言。 | |||
8 | 非暴力的危機介入キレやすい子、破壊行為にどう対応するか | 2000/7/7 | |
新福知子(CPI・危機予防研究所・日本代表) | |||
キレるメカニズムと暴力を用いない介入の理論及びワークショップ。 | |||
7 | 非行少年 --鑑別所から少年院へ-- | 2000/5/27 | |
大橋和佳( 女子少年院 法務 教官) | |||
女子少年院の現状と教育機関への提言。 | |||
6 | 少年非行の現状 | 2000/3/17 | |
丸本武子((県警察本部 生活安全部少年課) | |||
少年課は何をしているか。どんな連携が可能か。 | |||
5 | スクールカウンセラーというお仕事 | 2000/1/21 | |
冠木久仁子・新福知子・中村はるみ 他数名 (スクールカウンセラー) | |||
スクールカウンセラーは何をしているか。どんな連携が可能か。 | |||
4 | 柏市立教育研究所の業務について | 1999/10/5 | |
教育研究所指導主事 | |||
教育研究所は何をしているか。 どんな連携が可能か。 | |||
3 | 児童相談所の業務について | 1999/6/8 | |
佐藤敦子(児童相談所) | |||
児童相談所は何をしているか。 どんな連携が可能か。 | |||
2 | 子ども達を支えるための地域ネットワークづくり | 1999/3/17 | |
小澤美代子(千葉県総合教育センター教育相談部指導主事) | |||
総合教育センター教育相談部の業務について。ネットワークの必要性と可能性について。 | |||
1 | 保健所の業務について | 1998/10/20 | |
安藤由起男(保健所長)・大沢日登美・北尾ユウ(保健所 精神保健相談員) |
|||
保健所は何をしているか。どんな連携が可能か。 | |||
1 | 本ネットワーク立ち上げに際して | 1998/10/20 | |
工藤剛(児童相談所)・冠木久仁子(スクールカウンセラー)・和井田節子(柏西高校教諭) | |||
ネットワークの意義と目的について。 |